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| 2016.07.25 Monday | | - | author : スポンサードリンク |

潮干狩りと、一握りの泥。

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潮干狩りに親子で行くと、親はあさりやハマグリなど、おかずになるものを一所懸命探しますが、子供はヤドカリとかカニとかゴカイといった、観察して面白そうなものばかり見つけてきます。

そして、アサリなどは晩のおかずとして早々に食べてしまい、子供が連れ帰ってきたヤドカリがずっと生き残り、世話をするための道具で散財するというループにはまります。かくいう我が家がまさにそれで、しかも1年生き延びたヤドカリとなると、思い入れも生まれますから、「カラダのサイズにあった貝殻を入れてやらないとねえ」なんてことになってきます。
しっかりと、2ループ目突入です! はぁ…。

そんなわけで、もともと潮干狩りのおまけに採ってきたヤドカリの引越し用の殻を拾いに、去る3月初旬の週末、片道1時間10分、交通費1,600円余りをかけて、子供2人と去年潮干狩りをした干潟に行ってきました。
まあ、ほんとの理由は嫁が体調を崩していたので、ゆっくり寝かせるのと子供二人を遊ばせるために連れ出したのです。

場所は千葉県船橋市にある船橋海浜公園、通称「三番瀬」。
ふなばし三番瀬海浜公園
潮干狩りスポット。本気でアサリを採る人は朝が早い。
TEL:0474350828
営業時間:
アクセス:西船橋駅から海浜公園行きのバス
キーワード:干潟 潮干狩り
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千葉県 船橋市

週末にもかかわらず、まだ潮干狩りシーズンには早いせいか、とっても閑散としていました。でも「ちょっとでも採ってやる!」という雰囲気とは無縁の干潟は、非常にのんびりとしています。コメツキガニがせっせと砂ダンゴを作って、それがもう一面に敷き詰められています。こんな風景は、去年来たときには見られませんでした。きっと人がたくさん入ることで、カニの作った砂ダンゴや穴を踏み潰してしまうからなんでしょうね。

この「去年と違った風景」は、子供たちを大いに刺激しました。「うお! ほんものだ。はじめてみた!」とか、「カニが隠れるの、ものすごく早ええ!」などとはしゃぎまわっています。
頼むから潮溜まりに入るなよ! 砂浜を歩くだけのつもりできましたが、防水加工の施された靴を履いてくればよかったです。ちょびっと後悔。


●足元の奇妙なもの

アサリもハマグリも本当は地元の漁協の許可がないと採っちゃいけないんだろうなと思って、子供たちにはヤドカリの友だちと引越し用の殻だけ拾うように指示しました。

てくてく歩いていると、湿った砂地に黒い塊とか海草の切れッ端が落ちています。あと。無防備なアサリもちらほら。

黒い塊を拾ってみると、ところどころに鳥の羽のような白い刷毛状のものがくっ付いています。
それはムール貝のコロニーでした。白い刷毛状のものは、海鳥の羽が絡んだのではなくて、糸足と呼ばれるもので、ムール貝はこれを土台になるものに何十本もくっ付けて、カラダを固定しているのです。それが貝の上に貝がくっ付き、お互いにがんじがらめになって現在に至る。そんな状態でした。
コロニーを作る生き物としては、蜂もその仲間ですが、あの美しい六角形の規則性とは対極にある、塊魂そのものでした。

海草のキレッパシは、天草のかけらやアオサなどがあって、「これを水槽に入れると、ヤドカリのもともとの生態に近くなって良いかもね」ということで、砂が付着したままで持ち帰ることにしました。

無防備なアサリたちは、摘めばすぐ取れる状態でしたが、これは手をつけないようにしました。逆に僕が踏んだら壊してしまいそうだったから、よけるのが大変でした。
よく観察してみると、割れ目を縦にしているやつと、横にしているやつがいて、縦にしているやつは近づくと水管(水を出し入れする2本の管)をピュッと引っ込めます。このことから「縦になっているやつは生きてるんだ」とわかりました。魚屋で見かけるアサリはみんな横になってるから、こういう見分け方は初めてでした。


●持ち帰ってみたら、種類の多さにびっくり

さて、ヤドカリの殻と、干潟の湿った砂と、海草の切れ端4点をビニール袋に入れた僕たちは、「干潟の上は砂地にいるより冷えるね」なんていいながら、帰途に着きました。

うちにつくと、さっそくそれらを水槽に入れてやりました。すると砂の塊とかごみだと思っていたものが、水に洗われて正体が見えてきました。

死んだアサリの殻に海草が生えているのかと思ったら、頑丈な足で吸い付いている一枚貝(あわびみたいな構造)だったり、同じく死んだカキの殻だと思ったら、生きている小さなカキとかイソギンチャクがくっ付いていたりしました。あと、砂浜に打ち上げられてすっかり乾いていたフジツボの塊を海水につけたら、「わー!」っという勢いでひらひらしたものを出し始め、フジツボってたくましいなと感心しました。

結局、砂や海草にくっつていた生き物もいて、見た限りリストアップすると、上記のほかに、ゴカイ、ワレカラ、サガミミノウミウシ、ヨコエビ、ヤッコカンザシ、赤貝っぽいもの、フジツボを専門で食べる巻貝といった、非常にバリエーション豊かな顔ぶれがいました。
絵的に汚いですが、たくさんの生き物がいる水槽。


手のひら2杯分くらいの砂のなかに、こんなにもたくさんの種類の生き物がいる多様性に、ちょっと感激しました。干潟は海の水を浄化し、海の生き物をはぐくむ場所といわれていますが、とても納得です。子どもたちも熱帯魚は見たことがあるけど、そうでない海の生き物が実際に動いているところを見るのは初めてだったので、水槽にかじりついて「あれは何て生き物だ?」と観察していました。

もし、潮干狩りに行くとき、もしお子さんがいて、「どうせ飽きちゃうんだろうな」と思われるなら、小さい飼育ケースを持っていくといいかもしれません。干潟の砂や海草のキレッパシをケースに入れて、海水を入れると小さな生き物が動き出す様が観察できるでしょう。水が無いときと水があるときでは、生き物の姿が随分と違いますから、お子さんの退屈しのぎに良いんではないかと。

ご注意を促すとすれば、そのまま持ち帰ると、タダでとったものに大枚をはたく無限ループ(うちみたいなケース)に嵌りますので、「この生き物たちは、ここだからこそ生きていけるんだよ」と説明してリリースすることをおススメします。


●ついでに、快適な砂浜での過ごし方

もし、砂浜でお弁当を食べようと思ったら、風対策をされるといいかもしれませんよ。
僕らが行った3月最初の週だと、風が少し肌寒く感じます。でも、風が当たらないところでは日差しはとても暖かでした。さすがに4月下旬だともっと緩和されてるでしょうが、潮干狩りをしていると気付かぬうちにあちこちが濡れてしまいます。これが結構寒い。

参考までに砂浜で見つけた風対策をご紹介。
地元の人たちらしきご家族が、高さ50センチくらいのダンボールに枠をはめたような風除けをコの字型に建て、寝転んだり、ランチ&おやつをとっていました。
太陽のぽかぽかだけが体に届くようになるから暖かそうでうらやましかったです(笑)
あと、ずっと寝てると冷えるのか、脚に薄手のシュラフや毛布を体の上に掛けてくつろいでましたよ。


●東京湾での潮干狩り時期

海上保安庁の4月の潮干狩りに適した時間帯情報によると、東京湾では、今月16日〜24日は潮が大きく引き、潮干狩りに適しているそうです。週末の21日(土)と22日(日)は、干潟に出かけてみてはいかがでしょう。
ちなみにゴールデンウィーク中は、5月1週目がいいみたいです。


関連リンク:
海上保安庁 第三管区海上保安本部 海洋情報部 > マリンレジャー情報 > 潮干狩り情報 > 潮干狩りに適した時間帯情報 4月 

| 2007.04.15 Sunday | 15:56 | 子どもと体験する | author : チチ |

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